健康に関するお役立ち情報や安心に関係するお役立ち情報を投稿いただけます
投稿日 | : 2015/12/09(Wed) 13:00 |
投稿者 | : 事務局 松田 |
参照先 | : |
おもちを詰まらせ救急搬送される方のじつに9割をしめる高齢者。でも好きな方も多いもの。今回は食べやすいお餅の特集です。
★くっつきにくい「うるち米のお餅」
東京都内の特別養護老人ホームでは、長野県の製薬メーカーが高齢者向けに開発した特殊なお餅を使っています。うるち米が主な原料で、ソーセージのような棒状になっていて(写真)、輪切りにして調理するものです。メーカーによりますと、市販の切り餅に比べ、くっつきやすさが半分程だという事です。
★飲み込みやすい「もち小麦」
もち小麦は、餅のような食感が得られる新たな小麦の一種で、餅にすると弾力があってもち米の餅のような歯ごたえがある一方、簡単に噛みきる事ができ、粘りも普通の餅の半分ほどなので、つるっとしていて飲み込みやすくなっているようです。青森の特別養護老人ホームでは、もち小麦を使って月1回ほど、すいとんなどにして出していて、入所者さまに好評だという事です。
★「もちもどき」
もち小麦以外にも、上新粉とジャガイモをおろしたもの、白玉粉とジャガイモをおろしたもの、上新粉と白玉粉を合わせたものなど色々な「もちもどき」レシピもあります。
特殊なお餅で調理したり、咀嚼力に合わせてお餅を小さくしたり、お餅の前につゆを飲んで口腔内を温めて唾液の分泌を高めたりする事とともに、事故が起こらないよう周りの方の温かい見守りが必要となります。
- WEB PATIO -