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高齢者の健康問題について研究している千葉大学や東京大学などの研究グループが、笑いと健康状態の関係性について全国の65歳以上の高齢者2万人余を調査。
普段ほとんど笑わない高齢者は、ほぼ毎日笑うと回答した人と比べ、健康状態が悪いと感じる人が男性で1.54倍、女性で1.78倍だった。
従来の調査で健康状態が悪いと答える人はその後、寝たきりとなる割合や死亡率が高くなることが分かっている為、研究グループは笑いが健康に役立つ可能性を示すものとしている。

1995年にインド人医師のカタリア博士がたった5人で始めた「笑いヨガ」は、現在では全世界70カ国以上に広がっている。現在インドでは、日本のラジオ体操のように毎朝時間になったら公園や海岸等に地域の人が集まってきて、一緒に笑いヨガをやっているようだ。
日本笑いヨガ協会によると、「笑いヨガを続けていると、脳、免疫系・消化器系・生殖器系・心肺機能等の身体やメンタルヘルスに効果が高いだけではなく、日常生活に笑いや遊び心があふれるようになり、心豊かで快適な毎日を過ごせるようになる。」とある。
自宅で一人で大笑いはできない！という方は、静岡にも「静岡笑いヨガクラブ」というクラブもあるようだ。参加し、笑いによる健康保持を実践するのも良いであろう。

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