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投稿日 | : 2015/11/04(Wed) 15:23 |
投稿者 | : 事務局 香川 |
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●気を付けましょう!
食中毒と言えば、夏に起きるものという印象がありますが、患者数は冬の方が多い傾向にあります。その原因のほとんどがノロウイルスです。
●夏の食中毒と何が違うの?
夏の食中毒の原因の多くは細菌によるものです。細菌は暑いと食品の中で活発に増えるので、食中毒が発生しやすくなりますが、ウイルスは食品の中で増えません。しかし、ウイルスは細菌と違って、ほんの数個が口から入っただけで感染してしまうことがあります。ですから、調理場がきれいでも油断できません。人から人にうつることもあります。
●どんな症状になるの?
食中毒の症状は一般的には、嘔吐、下痢、発熱ですが、ノロウイルスは比較的嘔吐の症状が強い傾向があります。また、食べてから1 〜2日経ってから発症します。特効薬はありませんが、2 〜3日で症状は治まります。
●予防法は?
料理を作る前、食事をする前には必ず手を洗うことが大切です。おなかの調子が悪いときは、食べた人にうつさないためにも、料理に携わることをやめることが無難です。ノロウイルスにアルコール消毒は効きませんが、加熱に弱いので、しっかり火を通したものを食べるようにしましょう。
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