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最近の車椅子には色々驚かされる。
まず、価格だ。大手メーカーの物でも一万円台の商品が出ていて、一般家庭での購入のハードルが下がっている事を感じられる。
　　次にデザインの多様性。カラーが多い事。赤・青・黄色・紫などの単色の物から、チェックやあざやかな着物の様な柄の物まで、かなりの種類から選ぶことが出来る。
　　そして、今回目に留まった「次世代型簡易車椅子　ポケッタ」の形状。車椅子というより、子供用のベビーカーか、はたまた簡単なイスのようにも見えるデザインをしている。そして、たたみ方がユニーク。私が知っている車椅子は、中折れ式といって背もたれの真ん中を折り、左右の車輪をくっつける様にたたむものだった。しかし、ポケッタはレジャーチェアの様に座面と背もたれを合わせるように畳むことができて、とてもコンパクトになる。重量も約６Kgと一般的な物の半分程の重さだ！
高齢者の多くは、若い世代に迷惑をかける事を気に掛ける。一緒に旅行に行きたいけど、歩けなくなったりしたら迷惑なんじゃ…とか。そんな時、大きな車椅子の様に大げさでないこんな商品を車に積んで、気軽にご家族と出掛けられたら素敵ではないか。

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