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(例)浴室で使用する介護用いすを使用していたところ、片方の脚が突然低くなり、
バランスを崩して転倒し、頭部に打撲傷等を負った。（60歳代　男性）

主に高齢者が一般家庭などの浴室内でシャワーを浴びたり、身体を洗ったり、洗髪のときに用いる「入浴用いす」には、脚の高さを調節できる機能が付いたものがあります。
このタイプの「入浴用いす」を長い期間使用することによって、高さを調節するバネの部分にさびが発生して不具合が生じ、脚の部分が縮むことなどにより、
使用者がバランスを崩し、転倒する事故が報告されています。

国民生活センターでは次のようなアドバイスをしています。

�@入浴用いすの高さ調節部分に鉄製のバネが使われている場合は高さ調節の部分が破損していないかよく確認しましょう！
�Aバネがさびている場合は使用を中止しましょう！
�B入浴用いすを購入する際は、高さ調節部分のバネがさびにくいステンレス製
　のものを選びましょう！

<独立行政法人国民生活センターより>

安心して入浴するためにしっかり確認していきたいですね！

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