介護福祉士の友人が、春に入った女の子が仕事を辞めちゃうんだよと漏らした。
理由は、手伝ってはいけない事へのストレス。。。
福祉系の学校を卒業し、さあ!頑張ってお世話をするぞー!!と入ってきたが、現場では、お年寄りの使える機能を維持する為に見守ってねと言われる。。。
が、見守る事ができず介助してしまう。
注意される。
また介助してしまう。。。。という事で精神を病んでしまったらしい。
介護の現場で働いたことの無い私には、初めて聞く退職理由に驚いてしまった!それぞれの仕事には、その仕事ならではのお悩みがあるんだなぁと。
友人は、見守る方が楽じゃんね~と言い、私は失敗とかあっても忙しくて忘れちゃうんだけどねぇ。。とぼやいた。
私は、若い子は私たちと違って、記憶力がいいんだよ(^_-)と言い、
友人も「なるほど!!!」と終わった。
厚生労働省所管の公益財団法人「介護労働安定センター」の調査によると、2014年10月からの1年間に全国の介護職員の16・5%が仕事を辞めたとの結果で、全産業平均の15・5%(14年)を上回っている。
事業所から見た介護職員の状況は、「大いに不足」「不足」「やや不足」の合計が61・3%と前年よりも2ポイント増え、理由は「採用が困難」が70・8%と最も高く、人材不足という課題が浮き彫りになっている。
介護は、お年寄りの安全を担う責任ある仕事であるが、
まじめ一辺倒では疲れてしまう。
友人との会話より、見守る方が楽じゃんね~くらいの精神的なお気楽さが、介護の仕事を長続きさせる秘訣かもしれないと思った。