認知症の介護をされていらっしゃる方や、認知症の症状が出始めたご家族と離れて暮らしていらっしゃる方のお悩みで多いのが、お薬の飲み方(飲ませ方)です。
わが家の義理の父(要介護3ですが、認知症は無し)は、薬だけでお腹がいっぱいになるのでは?!というくらい、沢山の薬を毎食飲みます。
10年程前までは、名刺が入っていた空きケースを沢山並べて管理していました。
これは使いにくいんじゃないかと思い、父の日に木製で曜日ごとに分かれたお薬ボックスをプレゼントし大変喜ばれました。
でも、認知症の症状がでたら??
多くの方が悩んでらっしゃるように、今のお薬ボックスでは分からなくなってしまうでしょう。
という事で、先人たちのこれは使える!というグッズを調べてみました。
【① お薬カレンダーに入れる】
タペストリータイプで、朝・昼・晩(ねる前)に分かれた1週間タイプのものが良いという方が多かったです。
【② デジタル電波時計と一緒にしておく】
①のお薬カレンダーに入れても、日付が分からなくなってしまうのが認知症の方です。
日付・曜日・時間が一目でわかるデジタル電波時計をお薬カレンダーに付けておくと、本人も確認できるようです。
その他の工夫として
* 薬局で、お薬に日付をいれてもらう。
* 飲んだ薬の空袋は、お薬カレンダーに戻してもらう。
が、あがっていました。
もちろん、ご家族や介護者さんの見守り確認は必要ですが、少しの工夫で不安が軽減すればこんないい事はありません。是非、お試しあれ。