先日、静岡市社協が開催する「第2回 あおい介護者パートナーズ」養成講座の講師として参加いたしました。
開催場所は、城東保健福祉エリア 保健福祉複合棟1階 第1会議室
講演題目は「高齢社会の現状を知る」
「知る」→「理解する」→「そして何をすべきか」
目的は、介護を取り巻く状況や家族介護の広がりを認識し、家族介護者支援の重要性や活動の広がりにつながるヒントとしてもらうということでした。
私が講演した内容は下記となっています。
◎一般会計予算(歳出内訳/歳出・歳入の状況)
◎高齢化の進行/年齢別人口割合
◎社会保障に係る費用/年代の変化と医療費介護費との関連
◎国民負担率の国際比較/高齢化率の国際比較
◎介護保険(負担の割合)/居宅サービス利用限度額
◎医療費(年齢階級別医療費)
◎地域包括ケアシステム/24時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護
◎参考資料:年金/生活費/介護職員数の現状と今度の見通し
高齢者の家族と世帯/死亡時の年齢
高齢者にとって、健康でいることが何よりの社会貢献です。
そして、健康でいるためには「人と話す機会を増やすこと」「社会活動に参加すること」と締めくくりました。
参加された方にとって、良いヒントとなる講演だったと思っていただければ幸いです。
なお、最後に参加者の方からこんなご提案をいただきましたので、ご紹介します。
「元気いきいき!シニアサポーター」への参加することの意義も必要性も理解できる。
しかしポイントを貯めて、物品と交換するということに関しては、魅力を感じることができない。
同じポイントを貯めるのなら、
自分の将来、万が一介護が必要になったときに、サポートが受けられるという仕組みはできないか。
こんなこ提案がありました。
面白い発想ですね。
確かに、ボランティアに参加することで、物品をもらって終わりになるのではなく、将来への安心のポイントを貯めることができます。
このやり方なら、行政からの物品にかかる経費もかかりません。
何よりも「自分の健康でいるためにボランティアに参加」するという、主旨にもそっています。
そのうえ、将来の安心への備えになる思います。
皆さんからのご意見をお聞かせください。