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静岡の介護・みなサポ | 地域介護力・日本一都市(静岡市) 静岡・介護文化を育てる会 -オフィシャルサイト-

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 見学リポート 静岡ケアハートガーデン 新伝馬(グループホーム・小規模多機能ホーム)

2017年3月1日オープンする三菱電機グループの介護施設の内覧会に行ってきました。

静岡ケアハートガーデン新伝馬は、
三菱電機ライフサービスの介護施設としては、グループホームふじみに続く、静岡で2拠点目の施設です。

グループホームと小規模多機能ホームが併設されています。


〒420-0944 静岡市葵区新伝馬1丁目927-42・929-2
TEL:054-289-0153・ FAX:054-266-5347
(三菱電機ライフサービス㈱静岡支店)




玄関を入ると左側に事務室があり、靴を脱いで正面の受付で下足用のカードとパンフレット一式をもらいました。
ご案内の担当をしていただいたのは、施設の看護師さん。 
よろしくお願いしますm(._.)m
早速、施設内の案内をしていただきました。

そのまま右方向に進むとすぐ右手には、小さめの地域交流室。
隣の居室との間仕切りを外すことで、広めのスペースを確保できるとのことです。

1階は、小規模多機能ホームとなっています。
小規模多機能ホームは、29名のご利用者登録で、
「通所」を中心として、「訪問介護」「お泊り」をひとつの介護事業所で定額で利用できるという、利用者にとっては有り難い介護サービスです。
いつもの顔なじみのスタッフが色々なサービスを提供してくれるという安心感があります。


居室は全部で9室用意されており、
10.5帖の室内は広々としていました。
※サービス付高齢者向け住宅は、18㎡(約11帖)が多いのですが、トイレの
 スペースがないため、とても広い感じがしました。



浴室は、
リフト付シャワーチェアーを設置してありますので、座ったままの入浴が可能です。
また浴槽もスライド式で介護もしやすく、手すりも全面いたるところに設置。
転倒の危険を回避した構造でした。
※右の写真参考

デイサービス利用のリビング・ダイニングスペースも広々としていて、西側は全面がウィンドーとなっていて
開放的な感じがしました。

次は2階のグループホームのご案内をいただきました。
2階と3階ともに同じ作りになっているそうです。
居室は9室、トイレは3箇所あります。
車いすの方でも利用しやすい広々としたスペースがとってあります。
日中過ごしていただくリビング・ダイニングスペースも、1階の小規模多機能ホームと平面図をみるとほとんど同じようなつくりになっていて、やはり西側の全面がウィンドーとなっていて
開放的な感じがします。
ここには、広いルーフバルコニーがありました。

※下記、ホーム内平面図をご参照ください。


 この施設の特徴は
 
①日中は看護師が常駐していること
 ②寝たきりになっても、また看取りまで対応できること
(本人・家族・医師などの同意が条件)
 ③遠方からの家族の宿泊も可能なこと
(居室内にベッドを用意)
 ④グループホーム経験の介護スタッフが多いこと
 ⑤運営面で安心できること

参照:施設パンフレットPDF1141KBご利用案内PDF1517KB

         とても丁寧にご案内いただき、有難うございました。

最後に施設を見学しての私の感想です。
まずは、新しい施設なので当然
「きれい」です。そして「広々とした感じ」がしました。
スタッフの方々は、皆さんニコニコとした笑顔を見せていました。
新しい施設での介護への
「やる気」が感じられました。

また、認知症のご利用者にとって、デイサービス・ショートステイ・訪問介護などのサービスを馴染みのスタッフが担当してくれるというのは、有り難いことだと思います。

小規模多機能型居宅介護は、定員がいっぱいになると、ご本人・ご家族からの希望のサービスを全て受け入れることは、人員や運営面でも難しくなります。
その点、新しい施設は定員になるまでの余裕がある分、ご本人・ご家族からの希望を受け入れやすいと思われます。

お早目の利用が色々な面でお得です・・・٩(๑′∀ ‵๑)۶ラッキー

【小規模多機能型居宅介護の課題】
 
今までお願いしていた「ケアマネジャー」から、施設のケアマネジャーに変らなければならないこと。
 そのためケアマネジャーから「小規模多機能型居宅介護」を薦めることがほとんどない。
 
現状、病院からの案内で直接利用、もしくは家族からケアマネジャーにお願いするという形での利用が多いようです。
 
ご本人にとって一番適したところをマネジメントするケアマネジャーが利用することができない在宅介護サービス!
 変ですよね! 厚労省には。早急に何らかの施策をしていただきたいと思います。


小規模多機能型居宅介護は、高齢化対策としての厚労省が進めようとしている在宅介護を中心とした
「地域包括ケアシステム構想」のかなり重要な役割を持っています。
静岡の介護「みなサポ」では、この「小規模多機能型居宅介護」についての記事を近日中に掲載をしていきます。